変わる塗膜の効果

ツヤによって変わる塗膜の効果

ツヤについてどちらがいいのかお伝えしましたが、
見た目だけではなく、
実際の機能や効果は度違が優れているのでしょうか。
実際の効果と注意点について次にあげます。

  • ツヤ有りとツヤ消しどっちのツヤが塗膜として優れているのか

  • ツヤ有りとツヤ消しの塗料、どちらが外壁塗料として
    優れているのか、それはツヤ有り塗料です。
    なぜツヤ有り塗料の方が耐久性に富んでいるのか、
    それにはこれらの理由があるからです。

    ▼本来必要ではない成分が配合されている。
     ツヤ無しアリの塗料の作り方の差は、
     添加剤の配合の差です。

     本来塗料はツヤがある塗料が多く、
     ツヤ有り塗料に調整剤などの添加剤を混ぜる事で
     ツヤを抑えてツヤ無し塗料とします。
     一般的に、ツヤ消し添加剤といいます。
     添加剤という言葉を聞いて思う通り、
     添加剤を配合する事により塗料の強度は
     多少落ちてしまいます。

     添加剤を入れる前の塗料は純粋な塗料で
     あるがために、強度が強い状態とする事が出来ます。
     純粋な塗料に本来必要が無い添加剤を混ぜるので、
     塗料としての完成度は若干ですが落ちてしまいます。
     また、ツヤ無し塗料の中には元から
     ツヤ無し塗料の物もあります。

     元からツヤ無しの塗料には、添加剤が混ざっていません。
     その為、耐久性に関してはツヤ有り塗料と
     同等の効果を発揮させる事が出来ます。
     メーカーのHPの塗料の詳細に塗料の状態が
     記載ありますので、その記載がツヤ無しであれば
     元からツヤ無し塗料という証拠となります。

    ▼汚れやすい塗膜
     ツヤ有りと違う部分は、表面が
     ツルンとしていない事です。
     その為、塗膜が汚れを掴みやすく
     汚れやすい塗膜となってしまいます。
     汚れが付着しやすくなってしまうと、
     塗膜劣化へとつなげてしまいます。

    ▼水はけが良くない
     ツヤ無し塗膜は雨水等の水もキャッチしやすく
     なってしまいますので、雨漏りがしやすくなってしまいます。
     また、塗膜が湿潤状態になりやすいので、
     カビや藻、コケが発生しやすくなってしまいます。

    これらを踏まえると、良い塗膜を作る為には
    ツヤ有り塗料に軍配が上がると言えます。

  • ツヤ有り塗料、ツヤ調整塗料、無調整のツヤ消し塗料の比較

  • 最後に、ツヤ有り塗料とツヤを調整した塗料、
    無調整のツヤ消し塗料の特徴の比較をしてみます。

    ▼ツヤ有り塗料 
     ・ピッカピカの綺麗な塗膜とする事が出来る。
     ・外壁の凹凸が強調されてスタイリッシュになる。
     ・親水効果を発揮する
     ・ツヤの効果は、あっても3年程度
     ・人によっては安っぽさを感じる

    ▼ツヤ調整塗料
     ・添加剤配合により、好みのツヤに仕上げる事が出来る。
     ・添加剤を配合出来る塗料であればどんな塗料でも
      ツヤ調整が出来るので、塗料の選択肢が広がる
     ・塗料の効果が落ちてしまう。

    ▼ツヤ無調整塗料
     ・ツヤが無いので落ち着いた雰囲気を作る
     ・目立ちにくく周りに溶け込む外観となる
     ・汚れが着きやすい
     ・塗料の数が少ない
     ・地味に見える

  • ツヤ有り塗料を塗布する時は環境に大きく左右されるので注意

  • ツヤ有り塗料を選択した場合は、
    塗布の際の環境が大事となります。
    湿度が多い時に塗布してしまうと、
    ツヤ引けやかぶりが発生してしまいます。
    ツヤ引けやかぶりは、湿気により塗料が
    乾ききる前に問題が生じてしまい、
    ツヤが上手く出なくなったり白っぽく
    なってしまう現象です。
    夏場の湿度の高い時期や温度の寒暖の差が
    激しい地域では良く起きてしまう現象であり、
    せっかくの選んだツヤが台無しになってしまう事があります。
    乾燥した状態で良く乾かす事が重要となりますので、
    塗装の際には環境に注意して
    塗装工事を進めなくてはいけません。

  • ツヤ有り塗料の推進塗布順番

  • 朝から塗装工事を始める場合は、塗料メーカーが
    推進する早く乾く順番に従って塗装を進めるように
    すると良いでしょう。
    東面、南面、西面、北面の順番が、
    理想と言われています。
    東面は午前中に良く日が当たる場所でありますので、
    1番先に塗る事が大事となります。

  • 耐久性はツヤ有りだが最終的には好みで選ぶべき

  • 塗膜の耐久性だけを考えると、
    断然ツヤ有り塗料をオススメします。
    しかし、人には様々な好みというものがありますので、
    耐久性がいくら良いと言われてもツヤは絶対に
    好まないという方もいらっしゃいます。
    最終的には塗装は見た目の問題となりますので、
    耐久性が乏しくてもツヤ無しを選びたいと思うのであれば、
    ツヤ無し塗料をオススメします。
    光沢というのは好みがわかれるものですので、
    無理に押し付けられて選ぶ必要はありません。
    ツヤ無し塗料というのは、ツヤの無い塗料がいいという
    お客様の声を取り入れて作られた塗料です。
    その為、ツヤの最終的選択は、好みで決めて良いものといえます。
    メンテナンスの期間が少し早まるだけの話ですので、
    ご自分で満足できる外壁塗膜を作りあげるようにしましょう。