セラミック塗料の特徴についてお話ししました。
どのような種類があるのか、次にあげてみましょう。

  • セラミック塗料の種類

  • セラミック塗料というのは、セラミック
    自体の種類によりいくつかの種類があります。
    どのようなセラミック塗料があるのか、ご紹介致します。

    ▼無機塗料
    無機というものは炭素を含まない素材であり、
    金属やガラス、セラミック、水、空気等があります。
    これらの素材は汚れが付着しにくい性質があり、
    低汚染機能を発揮させる事が出来ます。
    低汚染効果はどの無機塗料でも一定という訳ではなく、
    セラミック成分の配合量により違いが生じます。
    低汚染効果が高い無機塗料を選びたい場合は、
    塗料メーカーのHPでセラミック成分の内容を
    確認する事をオススメします。
    無機塗料は、これらの塗料があります。

    ・日本ペイント アプラウドシェラスターNEO 
      主要成分:無機配合ハイブリッド
      効果の特徴:高耐候性、超低汚染性、柔軟性、難燃性

    ・エスケー化研 スーパーセラタイトF
     主要成分:無機配合フッ素
     効果の特徴:超低汚染性、高耐候性、防カビ・防藻性、ハンドリング性

    ・アステックペイント 無機ハイブリッドコートJY
     主要成分:無機配合ハイブリッド
     効果の特徴:高耐候性、超低汚染性、シャネル製、防カビ・防藻性、柔軟性

    ・ダイフレックス ダイヤセラナノン
     主要成分:無機配合ハイブリット(混合物)
     効果の特徴:超低汚染性、高耐候性、防カビ・防藻性

    ▼遮熱塗料
    遮熱塗料は、塗料の中に特殊な
    セラミック微粒子を配合した塗料です。
    中空ビーズが紫外線を反射させる事で、
    塗膜から伝わる熱の上昇を防ぐ事へと繋げる事が出来ます。
    遮熱塗料は、塗料を平均的にムラなく
    塗布しなければ効果を発揮させる事が出来ません。
    その為、扱いに慣れている業者に塗装を
    依頼しなければいけません。
    遮熱塗料は、次の塗料があります。

    ・アステックペイント EC-5000PCM-IR
     主要成分:ピュアアクリル
     効果の特徴:遮熱性、防水性、高耐久性

    ▼断熱塗料
    断熱塗料は、中空セラミックビーズを塗料の中に
    配合する事で、熱伝導率を和らげて省エネ効果を
    発揮する事が出来ます。
    夏は涼しく冬は温かい空間作りへと導き、
    快適な空間作りに役立ちます。
    遮熱塗料と同様、塗布の仕方で硬化の度合いが
    全く変わりますので、断熱塗料の扱いになれた業者に
    塗装をお願いする事が大事となります。
    断熱塗料は、これらの塗料があります。

    ・日進産業 ガイナ 
     主要成分:無機質系
     効果の特徴:断熱性、保温性、遮音性、防音性、結露対策、耐久性、安全性

    ・日本中央研究所 アドグリーンコート
     主要成分:無機質系
     効果の特徴:排熱性、耐久性、美観性

  • セラミックを混ぜる事で意匠性を発揮した塗料

  • セラミック成分には砂や小石などの固形物もあり、
    それらを塗料に加える事で石目調等の
    意匠性を高めた塗料とする事が出来ます。
    砂や石で意匠性を持たせる事で、
    深みのある色合いや立体感を生み出す事が出来ます。
    まるで塗装とは思えないようなオシャレな塗膜となり、
    石を貼り付けたような上品さをかもし出します。
    意匠性を持たせたセラミック塗料は、これらの塗料があります。

    ・山本窯業化工 カラーセラミック
     主要成分:シリコン
     効果の特徴:透水性、透湿性、耐酸性

    ・菊水化学工業 キクスイグラストウォール 
     主要成分:シリコン
     効果の特徴:低汚染性、微弾性、防カビ・防藻性

  • セラミック塗料を選ぶ際のポイント
  • ベースとなる塗料に目を向けて選ぶ事が大きなポイントとなります。
    セラミック塗料といえばセラミック成分にばかり
    目が行ってしまいますが、ベースとなる塗料によって
    塗膜の寿命に大きな差が生まれます。
    ベースとなる主成分は塗料ですので、
    一般的な塗料のグレードの差となります。
    各塗料別の性能を、まとめてみました。

    ・アクリル塗料 
     耐久年数5年程度 ㎡当たりの単価1,000~2,000円程度

    ・シリコン塗料
     耐久年数10年程度 ㎡当たりの単価2,000~3,500円程度

    ・フッ素系塗料
     耐久年数15年~20年ほど ㎡あたりの単価3,500~5,500円程度

    価格だけの比較となりますと、アクリル塗料を
    採用したいと思われるかもしれません。
    しかし、耐用年数の長い塗料は塗り替えの回数を
    大幅に少なくさせる事が出来ます。
    1回の塗装工事に支払う金額は大きくなってしまいますが、
    塗り替えのメンテナンスを考えるととてもお得で手間いらずとなります。
    ご自宅にあと何年住み使っていくのかも細かく計算し、
    どの塗料がお宅の建物に適しているのかを考えて
    塗料を選択する事をオススメします。

このように、セラミック塗料にはなかなか
知られていない特徴があります。
良い効果を発揮させる事が出来る成分ですので、
是非良い方向になるように活用してみましょう。
一般的な塗料よりも、セラミック効果で快適な
空間作りに導いてくれるのは間違いありません。

最近は様々な機能的な塗料が販売されるようになって、
目移りしてしまう方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
中でも近年注目されよく耳にするようになった塗料の中に、
セラミック塗料という塗料があります。
機能性な感じがしますが、はっきり
わかっている方も少ないのではないでしょうか。
セラミック塗料というのは、
どのような塗料なのでしょうか。
セラミック塗料について、詳しくまとめてみました。

  • セラミック塗料とは

  • セラミックとは陶磁器全般を指し、
    陶磁器やガラス、セメントなどの無機質素材です。
    これらのセラミック成分を含んだ塗料を、
    セラミック塗料といいます。
    セラミック材を混ぜる事により、高耐久や断熱、
    親水性に富んだ塗膜を作り上げます。
    近年は、セラミックという材料に目を向けるように
    なったメーカーも多くあり、様々な研究により
    セラミック塗料が販売されるようになりました。

  • セラミック塗料というのは塗料の種類ではない

  • セラミック塗料という塗料に間違った認識があるのは、
    アクリルやシリコン塗料のような塗料の種類ではないという事です。
    セラミックという粒子を配合した塗料であり、
    原料の1つにすぎません。
    セラミック塗料を塗料のグレードと勘違いされている
    業者もいるようですが、そのような業者は勉強不足の業者
    ですので塗装工事をお願いしてはいけません。

  • セラミック塗料は100%セラミックではない

  • セラミックを粉末にして塗料に混ぜる事でセラミック塗料と
    なるのですが、粉末の成分を混ぜている関係上100%の
    セラミック塗料というのは存在しません。
    セラミックが混ざっている塗料という事ですので、
    セラミックの無機質効果が100%発揮されると
    勘違いしてはいけません。

  • セラミック塗料の効果を逆手に取った訪問販売に注意

  • よく、業者がセラミック塗料を半永久的な塗料と
    押してくる事がありますが、セラミック以外の塗料成分が
    多く配合されていますので、塗料成分の劣化は必ず訪れる
    という事なります。
    セラミック塗料を半永久的塗料と押してくる業者は
    勉強不足ですので、絶対に鵜呑みにしないようにしましょう。
    特に悪徳業者の場合、セラミック塗料をメンテナンスフリーと
    名打ってオススメしてくる場合があります。
    半永久的な効果を押し、多額の費用を請求して
    ボロ儲けしようという魂胆です。
    訪問販売がセラミック塗料を押してきたら、
    絶対に信用してはいけません。
    セラミック塗料に興味を持ったら、
    お近くの信頼できる業者に相談をするようにしましょう。

  • セラミック塗料の素晴らしい機能

  • セラミック塗料は、半永久的に持つ塗料ではありません。
    しかし、これらの素晴らしい大きな特徴を発揮してくれます。

    ・耐熱性に富んでいる
    耐熱性に富んでいる塗膜となりますので、塗膜を介して
    熱を室内に伝えにくくさせる事が出来ます。

    ・紫外線に強い
    紫外線に強い塗膜となりますので、
    劣化しにくい塗膜とする事が出来ます。
    15~20年の寿命とする事が出来ますので、
    長期に渡ってメンテナンスをしなくてもいい
    メリットがあります。
    しかし半永久的なメンテナンスフリーにはなりませんので、
    勘違いをしないようにしましょう。

    ・塗膜の硬度が高い
    塗膜の硬度が高いので、しっかりとした強い塗膜を
    長期間維持させる事が出来ます。
    しかし、硬度の高さは、揺れが発生した際に
    クラックが起きやすいというデメリットもあります。
    地震や揺れが起きにくい環境であれば、
    硬度が高い部分はとても大きな利点となります。

    ・汚れにくい塗膜
    親水性効果がありますので、雨が降る事で汚れを
    綺麗に洗い流す事が出来ます。
    汚れにくい塗膜となりますので、
    長期間綺麗な外観を保つ事が出来ます。

    一般的な普及品のシリコン塗料等には無い
    素晴らしい性能が、セラミック塗料にはあります。
    外壁の塗り替えの際は、メンテナンスの手間が
    かからないように選択する事も悪くありません。

サイディング塗装のメンテナンスについて、
前回お話ししました。
一般的な塗装部分以外にも目を向ける点を
次にあげてみました。

  • 高耐久塗料に目を向けてみよう。

  • 塗料というのは様々なグレードがあり、
    グレードにより発揮する効果は全く違います。
    一般的な普及品のシリコン塗料で、
    ㎡当たり2,000~3,500円程となります。
    そこで塗替え時に注目してほしいのが
    、高耐久塗料です。
    フッ素系塗料や無機塗料、光触媒塗料等、
    近年は様々な高耐久塗料が販売されています。
    およそ㎡当たり5,000円程度ですのでシリコン塗料と
    比べると単価にかなりの差がありますが、
    寿命が15~20年ほどあります。
    1度の塗装費用はお高くなりますが、
    長期的に考えると塗装メンテナンスの頻度が
    明らかに少なくなりますので、
    コスト削減に繋げる事が出来ます。

  • 窯業系サイディングに適していない塗装

  • 窯業系のサイディングに唯一適していない塗料は、
    弾性塗料です。
    弾性塗料は文字通りゴムのように伸びる塗膜を
    作る事が出来る塗料であり、
    万が一外壁にクラックが生じても塗膜がゴムのように
    伸びるので、表面上クラックを見せる事なく
    させる事が出来ます。
    外壁にクラックが発生しても雨漏りしないので、
    クラックが出来やすい建物にとてもオススメの塗料です。
    こんなに優れた塗料ではありますが、
    弾性塗料の成分と窯業系サイディングの素材との
    相性が非常に良くなく、塗膜が硬化する工程で
    ブツブツと気泡を発してしまいます。
    ブツブツとした気持ち悪い塗膜になってしまいますので、
    不向きです。
    窯業系以外の、金属系や樹脂系、木質系の
    サイディングには採用可能です。

  • シーリングの打ち替え

  • 窯業系サイディング等ジョイント部分にシーリング施工を
    施している場合、シーリングは5年程度で劣化してしまいます。
    シーリングが劣化してしまうと雨漏りに発展してしまう事が
    ありますので、シーリングの打ち直しが必要となります。
    シーリングの打ち直しはあくまで打ち直しであり、
    打ち増しは絶対に行ってはいけません。
    既存のシーリングをカッターやペンチなどで綺麗に
    取り除いた上で、新規にシーリングを充填しましょう。
    打ち増しでは既存コーキングと新規コーキングが
    上手くなじみませんので、すぐにめくれ上がってしまい
    シーリング効果を発揮する事が出来なくなってしまいます。

  • 付帯部分の塗装も検討しよう

  • サイディング塗装の際に盲点になってしまう部分といえば、
    外壁の付帯部分です。
    サイディングを綺麗に塗装しても、付帯部分が汚いと
    外観の全体像が台無しとなってしまいます。
    外壁の塗装工事を行う際は、これらの付帯部分にも
    目を向けるようにすると失敗しにくいです。

    ・軒天
    ・雨樋
    ・各種フード類
    ・破風や淀、破風尻
    ・雨戸
    ・布基礎立ち上がり部分

    これらは外壁の近くに配置されていますので、
    古臭くとても目立ってしまいます。
    一緒に塗装を行う事で、サイディング塗装との
    調和をさせる事が出来ます。

  • 足場のシート養生は絶対に行わなければいけない

  • 外壁塗装の際に外部足場を設立しますが、
    この際白いシートで足場の外部を覆う事が基本となります。
    その理由は、塗装工事の際に塗料が浮遊して
    付着させてはいけない部分に付着させない為です。
    外壁塗装の際は鉄則の仮設工事なのですが、
    シート養生は㎡当たり200~300円程かかりますので、
    それが無駄な費用だと思われるお客様が居るようです。
    塗装屋さんはプロなんだから塗料を飛ばさずに塗装工事位出来るだろ、
    と思われるかもしれませんが、塗料というのは
    ふと風に乗って浮遊しますので、技術以前の問題です。
    スムーズがサイディング塗装工事を行う為には、
    外部足場のシート養生は必須となります。
    ネット養生の方が安価なのでそちらを選択する場合もありますが、
    ネット養生ではネットの隙間から塗料が浮遊してしまうので、
    意味がありません。

外壁サイディングの塗装工事は面倒だなと思われるかもしれませんが、
これらのポイントを把握しておくとスムーズに行う事が出来ます。
塗装工事は、内容を知るととても単純で簡単な工種です。
サイディングの塗膜保持はサイディングに対しても
建物に対しても大切な事ですので、
きちんと見極めて定期的にメンテナンスを行う様に心がけましょう。